結論のない問いかけのみの発信もおもしろい。
超文章法の野口さんは、「メッセージ」が大事だといった。
が、問いのみで終わる文章もいいんじゃないかなと。
問いの周辺をぐるぐるまわるうちに終わってしまうような文章。
答えや結論の連打に疲れたら、
あえて問いの森に潜って迷うことも大事だとおもう。
もちろん、それだけの魅力のある問いかけを
出せるような文章が書ければの話でもあるが。
それは、いまいちすっきりしない小説のようなものだが、
でも、そこに魅力を感じてしまう村上春樹のような文章。
それは、たいへんだがおもしろいんじゃないかなと。
絶対、権威あるメディアではやりそうにないから。