「今は経済の時代」

 経済の時代って何ですかっていうと、全員が経済を学ぶ時代だということ。
 その前の時代には、人間は戦争を学んでいた。戦争なんかしてもいいことない、ってことを学ぶために世界中の人が戦争を経験していた。でも、いまはその学びは終わって、今は経済を学んでいる。

経済を学んでいるって、給料やボーナスを減らされるとか、リストラされるとかっていう経験を通じて、経済が
 生活の基盤だってことを骨の髄までたたきこまれているっていうこと。要するに、経済を通じて、サラリーマンはどんな考えをもち、何を行動して働きに出なきゃならないかってことを学んでいる。経営者は何を考えて何を社会に提供していかないといけないかってことを、経済から学んでいるんだよ。これをきちんと学び終えた人が勝ちで、きちんと学ばなかった人が負ける。

 (『斎藤一人の不思議な魅力論』(PHP研究所)より)

何が勝ちで、なにが負けかはさておき、
【 経済が生活の基盤 】
は事実。

要は、お金なしで生きていくことは無理。

自分は、いまどういう時代にいき、どういう位置で
なにをしなければならないか を見据えるということ。

働くって? なぜ働くのか?
お金って? 

そういう簡単な問いから掘り下げて、広がる
世界に目を向けるということ。つまりは、
問いを持ち続けて学び続けることだろう。

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